【経験談】派遣社員の退職時に菓子折りをは必要?会社都合退職なら渡さない?判断基準について徹底解説します。
派遣社員が退職するとき、菓子折りっ持っていくべき?すごく短期間だったんだけど、やっぱり普通は持っていくのかな?
会社都合で退職することになって、モヤモヤしてます。社員さんとの距離もあったし・・・。正直、持っていきたくないなぁ・・・。
派遣を長く続けていて、退職の時毎回持っていくのが、ちょっとしんどくなってきた。そもそも待遇も違うし、次も決まってなくて余裕もない。それでも、持っていかないと気まずくなるのかなぁ?
派遣社員で退職をする時、菓子折りを持っていくかについて悩みますよね。
退職時どうするのが正しいのか、派遣社員として、6社経験してる私が解説します。
この記事を書いている私は、派遣社員歴4年。
会社員歴はプラス9年。
今も派遣社員を続けて生活しています。
- 菓子折りを持っていくのは自由。
大切なのは、自分の納得のいく選択すること。 - 派遣社員の退職時の菓子折りが不要な理由
- 菓子折りを持っていく判断基準は3つ
- 菓子折りの相場と渡し方
派遣社員の菓子折りの相場は、3,000円前後です。1,000円台で買える菓子折りもあります。比較的に安いものを渡してすっきりしたい!という人は、1,000円代の菓子折りについてもまとめているので、参考になれば嬉しいです。
【経験談】派遣社員の退職時に菓子折りは必要?会社都合退職なら不要?判断基準について徹底解説します。
悩む原因は条件の違いと待遇
一般的には退職の際は、挨拶のときに菓子折りを配る風潮があります。
ですが、派遣社員という働き方をしていると、待遇も環境も違い毎回悩んでしまう人も多いはず。
正社員と派遣社員では待遇も違います。長くても数年で退職、短期だと1年に何度も会社を変えている派遣社員もいます。
働き方の自由も派遣社員のメリットなので色々な働き方の人がいます。
物価も値上がっていますし、数千円とはいえ生活にそれほど余裕もない、次の転職先が決まっていなければ不安な気持ちも一層増しているでしょう。
渡したい気持ちがあっても、生活を考えると回を重ねる毎に悩んでしまう人もいるかもしれません。
常識外れにならないか、ほかの人とあわせた方がいいのか、正社員の人にどう思われるか他人の目も気になってしまいますよね。
菓子折りをもっていくかは「自由」である
確かに退職する際、挨拶の為に菓子折りを持っていくのは日本では一般的です。
しかし、、、働く期間が短いことや、退職の理由、社員と比べての働く条件など悩む理由はたくさんあります。
みんなはどうしているの?
自由って言われても・・・決まづくなったり、本当は自分だけだったらどうしよう・・・。
派遣を続けていて、色んな雰囲気、色んな業界を経験しました。また、同じように派遣社員として経験が長い人に都度都度相談していました。もちろん、担当の営業さんにも何度も相談しています。
どれだけ嫌な思いをしても、期間が短くても、毎回持っていく!と決めている人もいます。
どれだけアットホームな職場で仲良くしていても、長い期間で働いていても、持っていかない人もいます。
長く働いていたり、色んな人に聞いてみると本当に人それぞれだとわかります。
でも、どうしても気になったり、引っかかったりしますよね。
毎回悩まないようにするには、自分なりのルールを最初に決めてしまうと少し考え方ら楽になるのでおすすめですよ!
退職時の菓子折りについての考え方
一般的に退職の際、菓子折りを持っていくことが習慣になっているように思いますが、義務ではありません。
短期契約の人もいますし、長くても数年です。派遣社員を長く続けている人や、短期の契約が多い人にとっては年に何度も菓子折りが必要になる人がたくさんいるからです。
時給の低い契約も多く、金銭的に辛い状況の人も多いです。
登録している派遣会社によっては、後任の派遣スタッフの迷惑になってしまう場合もあるので、菓子折りを配らないよう指示されることもあります。
リモートで会社にいる人数が少なかったり、直接コミュニケーションをとる機会が少なかったなどであれば持っていく必要はないと思います。
ですが、よほどよくしてもらったり、ミスをフォローしてもらい感謝をかたちにしたいという人もたくさんいます。
直接お世話になった人や、良好な人間関係が築けた数人にこっそり渡すのもいいでしょう。
自分の納得のいく方法でいいのです。
義務ではないから、自分の納得のいく選択をすればいいんだよ!
渡さなくてモヤモヤしちゃうくらいなら、渡すことを選んでもいいし、次も決まってなくて不安なら持っていかなくても大丈夫だよ!
判断基準を決めておく
そうはいっても習慣になっているので、菓子折りを持っていく人は多いでしょう。
前もって自分なりの判断基準をつけておくといいと思います。
判断基準も人それぞれです!
私の判断基準をですが、よろしければ参考にしてください。
退職の理由で考える
退職の理由が「会社都合」か「自分都合」かで決めるのもいいでしょう。
派遣切りはよくあることです。社員になることを進められていたり、アットホームだと安心していても、会社の都合で次回の更新がないということはよくあります。
自分都合で辞めるとき、申し訳ない気持ちがあり渡した方がすっきりするのであれば持っていくといいでしょう。
継続期間で考える
- 継続期間が半年以内なら持っていかない
- 1年以上なら持っていく
などのように、自分なりの継続期間によって決めるのもいいでしょう。
私は1年以上で楽しく働けたらもっていくことが多いですが、基本的には個人的にお世話になった人や、仲の良かった人のみ渡しています。
今後の繋がりもないので、役職や契約状況も関係なく派遣社員でも、契約社員でも関係なく、自分が渡したいと思った人に渡しています。
継続期間に関係なく、今後の就職についてサポートしてくれる人もいますし、趣味が合い過ぎて親友レベルで仲良くなることもあります。
個人的に渡す方が金額が上がったりしますし、他の人に見られると非常によくないのですが、渡さないと納得いかないほどお世話になったと思う人には渡すようにしています。
人間関係で考える
- よほどお世話になったのでどうしても渡したい
- 嫌な思いをしたり、人間関係に不満があった
自分が楽しく働けたか、ストレスが多かったかで判断するのもいいでしょう。
嫌な思いをした職場にわざわざ持っていく必要はありません。
逆に嫌な思いをしても、渡した方が自分がすっきりするというのであれば持って行った方がいいと思います。
歓迎会があったかで判断するのもいいですね!
歓迎会については、派遣社員全員ではなく企業が個別で判断することもあります。同じ部署で働いている派遣社員に対しても対応が違うこともあります。
会社側の反応もそれぞれ違う事があります。私は自分だけしてもらった方ですが、人によって態度を変える会社をよく思ってないので持っていきません。
常識外れかと思われるのが不安
退職時に菓子折りを持っていくのは、義務ではありません。
ただ、社会人として挨拶するなど最低限のマナーは必要です。
菓子折りの意味はあくまでお世話になった人への感謝の気持ちです。
自分がいなくなった後、誰に何を言われても関係ないと、
割り切ることも大切です。
1週間も経たず話題にもならなくなるので、全く気にする必要はありません。
派遣社員の条件や、個人的な生活状況もあり持っていくのは自由です。
色んな環境の人がいるし、条件も違うからね。
挨拶をきちんとすれば、あとは気にしなくていいんだよ。
菓子折りが不要な理由
- 派遣社員のことを覚えていない人や、知らない社員も沢山いる
- 入れ替わりの多い派遣社員について、気にも留めてない社員も多い
- 派遣会社の経費で購入していると思う社員もいる
- 給料、ボーナス、福利厚生など勤務条件の違い
- 契約としては企業と派遣会社の契約である
- 気にしているのは自分だけでそれほど誰も気にしていない
- 送別会も無く、最後の挨拶もなく、いつも通りの最終日を迎える人もいる
一見アットホームな会社でも、内心では知らない間にきて、知らない間に居なくなると考えている社員さんはとても多いです。
アットホームな会社や、社員を勧められている会社でも、派遣切りになることはあります。
こういうことについて気づいてしまうと、立場の違いに辛くなったり、モチベーションが下がってしまう原因にもなります。
働いているのは企業ですが、企業は派遣会社に契約金を支払い、派遣会社から給料をもらう形になります。
自分が契約してるのは、派遣会社であることを忘れないでください。
菓子折りを持っていく場合
金額はどれくらい?
菓子折りを持っていくと決めたとき気になるのは金額だと思います。
金額の相場は2,000~3,000円くらいです。
部署内、他部署でも食べれるように個包装で数の多いものを選ぶのがおすすめです。
誰から渡す?
渡すときは、社長や部長など位の高い人から順番に渡すようにしましょう。
休憩室などの共有スペースに置いておくだけでも構いません。
その際には、手紙やメモに感謝のメッセージを添えておくだけでも大丈夫です。
のしはつける?
のしをつけないのが一般的です。一般的は包装で十分です。
基本的には退職時に渡すお菓子や手土産に関しては、のしをつけるかは自由です。
個人的には、退職時のお菓子にのしをつけるのは少し大げさな気がしています。
いつ渡す?
タイミングも自由です。
朝・昼・夕方いつでもかまいませんが、業務の邪魔にならないような時間帯を選ぶことが重要です。
朝礼のあと、昼休憩前後など、業務が落ち着くタイミングを待ってから静かに配るのがベストです。
まとめ:自分が納得することが一番大切
納得のいかない対応や、人間関係に悩んでいた会社を辞める時、菓子折りを持っていくか散々悩んだことがあります。アットホームな会社で社員を勧められた会社で派遣切りにあったときもすごく悩みました。
いい思い出の多い会社であっても、派遣社員としての勤務条件から考えると菓子折りは不要だと思っています。
転職活動もありますし、短期で都度菓子折りを持っていくとすると金額も大きくなってしまいます。数千円であっても、金銭的に難しい人も多いと思います。
無理して菓子折りを用意する必要はないでしょう。
理不尽な思いをしたのであれば、菓子折りに使うお金で頑張った自分ご褒美を買うのもいいと思いますよ!
一番大切なのは、自分の納得のいく選択をすることです。
気持ちよく退職し、次に進めるように自分の気持ちを大切にしてください!