朝活はこれだけ!思考を活性化させる2つの方法を解説します。『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』を読んで。
朝が苦手なんだけど、おすすめの朝活ってある?
なんだか大人になってからつまらない。自分を変える方法があるならなんでもやってみたい!
こんにちは、みろくちゃんです。
私は朝が大の苦手です。
朝活なんてできません。
でも1つだけ、1年ずっとやっている習慣があります。
- 思考を変えて自分を楽しませる脳を活性化させる方法がわかる
- 朝が苦手でも、これだけはお勧めします。
- 自分を大切にする思考回路を身につける簡単な方法がわかる
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」という本を読んでみて、試している2つのことについて、変わっていく自分が実感できました。
本に紹介されているためになった2つの方法について解説します。
理性でがんじがらめになってしまった思考を活性化させ、自分の中に眠っている「アーティスト脳」を呼び覚ます方法は明日からでも誰でも実行できる簡単な方法です!
朝活はこれだけ!思考を活性化させる2つの方法を解説します。『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』を読んで。
タイトル:『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
著者:ジュリア・キャメロン
翻訳:菅 靖彦
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』は、1992年に発売された大ベストセラーです。
原題を翻訳すると、『アーティストになる方法』です。
続編として、2016年版(24年後)に『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』が出版されました。
続編の原題の翻訳は、『やり直すのに、遅すぎるということはない!』というタイトルになっています。
この本は元々、著者が30年以上続けていたアーティストになるための、『アーティスト開発ツール』として行っていた、ワークショップがもとになっています。
12週間のワークショップというものがあり、それが単行本化されたのが、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』です。
著者は『すべての人が、アーティストになれる』と考えており、それが12
週間のワークショップです。
ベストセラー作家や、音楽家も参考にしている、影響力の強い本でこの本を勧めているアーティストはたくさんいます。
具体的なステップが書かれている『ワークショップ』型の自己啓発本です。
この本で紹介されている2つのワークショップを実践してみました!
どちらも非常に楽しく考え方がすぐに変わっていくのが実感できたので、紹介します!
購入時の注意点
購入を考えている場合に注意するポイントがあります。
先に出版された『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』には、内面的なことが書かれています。
あとから出版された『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』には、12週間のワークショップについて詳しく描かれています。
そのため、あとから出版された『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』を先に読み、先に出版された『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』を後で読んだ方が、理解が深まります。
購入を考えている人はこの順番で読むことをお勧めします。
発売順と逆で読んだ方が理解しやすい!
- 『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』
- 『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
ツール1:モーニングページ
- A4サイズのノートを用意する。
- 毎日、朝起きてすぐ、3ページ書く。
- 書く内容は、なんでもいい。目的は「排水」すること。
- 絶対に!誰にも見せない。
ポイント1:A4のノートに書く。
スマホやパソコンではなく、「紙に書く」ことがモーニングページの重要なルールです。
鉛筆、ペン、万年筆なんでも大丈夫です。
とにかく「紙に書く」ことが重要です。
なぜ「紙に書く」必要があるのか。
これは頭の回転を、適度なスピードに落とすためです。
スマホやパソコンで文字を起こすとき、人間が考える速度よりもやや早い、または考える速度と同じくらいの頭の回転のスピードになります。
紙に書くという作業は、文字などを思い出しながら書くことになり、適度な頭の回転速度まで落とすことができるようになっています。
頭の回転というのは、速度が速いとパワーがあまり出ない仕組みになっています。
ゆっくり聞く人の解説が、理解しやすく、的を射ている理由は、ゆっくり聞くことのできる人は頭の回転の速度を落とすことが出来るからです。
モーニングページのルールの意味は、ものを深く考える頭の回転速度に落とすために、手で紙に文字を書くことを重要としています。
毎日、朝起きてすぐ、3ページ書く。
学校でよく使うノートのサイズは「B5」サイズが一般的です。
A4のノートを手に取ってみると意外と大きいことが分かります。
書いてみるとわかりますが、A4のノートに毎朝3ページ書くのは非常に量が多く疲れます。
私は最初、非常に果てしなく感じました。
3ページの道のりが長すぎる……。
ノートの一番上の遠さにも驚きますが、書き終わるころには手がものすごく痛くなることでしょう。
書く内容は、なんでもいい。
何も書くことが無い場合は、ひたすら毎日3ページに「何も書くことがない。困ったなあ。疲れたなあ。」と繰り返し書いてもいいということです。
ずっとそれを繰り返しても構わないので、とにかく毎朝なんでもいいから、3ページ埋めるのです。
頭の中に入っている汚水のようなものを、頭の中から「排水」することがこのノートの目的です。
私たちの頭の中には「理性」があります。
人類がここまで生き残ることが出来たのも「理性」のおかげと言われています。
- 危険なものに近づいてはいけない
- これは、はっきり言わなければいけない
これらは理性が判断してくれることです。
著者はこれを「理性脳」と呼んでいます。
「理性脳」は生き残るために必要なものと著者は考えています。
著者は人間には「理性脳」の他にもう一つ「アーティスト脳」があると主張しています。
「アーティスト脳」というのは、思いつき、試したいこと、真似したくなったりすることです。
これにより喜びを得ることが「アーティスト脳」の役割だと著者は言っています。
「理性能」は正しく間違ってはいないのですが、行きつく先は「退屈さ」です。
これに対して「アーティスト脳」は独自性を持っていますが、実際全てを自由に生きていくわけにもいきません。
著者が大事だと考えているのはこの2つの考え方のバランスです。
人は早い人は子供のうちから、この「理性脳」が強く働き、「多様性」を楽しむことを諦めたり、セーブして生きていく選択をするようになります。
衝動が強い人ほど、理性が働き諦めたりセーブすることが多くなっていきます。
- 正しいことを選択するために「理性脳」が必要。
- 幸福度を感じるためには「アーティスト脳」が必要。
モーニングページの排水の役割は、この「理性能」を疲れさせて強く出過ぎないことを目的としています。
A4に朝から3ページ書くと非常に疲れます。
これにより、一日中疲れ果てた「理性能」はあまり働かなくなります。
絶対に!誰にも見せない。
私は誰にも見せないノートをいくつか書いているのですが、これに関してはびっくりすることに数日続けると誰かに見せたい!という衝動が生まれます。
こんなことを自分は考えていたのか!という意外なことの塊が出てくるようになり、何でも話せる友達などに話したくてたまらなくなります。
もちろんSNSなどでも言ってはいけません。
めちゃめちゃSNSでもつぶやきたくなりますが、ノートに書いたことは誰にも見せてはいけないのがルールです。
そう!モーニングページは自分との対話のツールであり、自分との対話が重要なのです。
誰かに話すことで、モーニングページと結んだ信頼性がなくなってしまうことになります。
このモーニングページのおかげで私がどう変わったのかですが、めちゃくちゃ生きやすくなりました。
お金はかからないので、モーニングページは1度試す価値ありです。
生きやすい考え方が身につきます。
ツール2:アーティスト・デート
- 週に1回、探検か遠足に行く。
- 10週間続ける。
- 必ず、1人で行く。
- 予定を立てて、できる限り予定を変えない。
- 子供の頃などに「なりたかった自分」を10個考えて行くところを考えるのもあり。
毎週短くても最低1時間、長くて2時間ほど実行することがルールです。
時間がある人は1日中や、1泊旅行でも、もちろんOK!
例えばこんな場所!
- 子供の頃にしたかった仕事に関する場所
- 自分とは縁のないはずの場所
➡ 図書館、スポーツジムなんでもOK - 今まで行ったことのないジャンルのお店
- (本屋)興味のなかったジャンルの本棚
冒険や探検が目的なので、どこでも大丈夫です!
そこで何かを買ったり、そのジャンルを好きにならなくても大丈夫です。
目的は冒険・探検・遠足です。
子供や友達と一緒に行くのではなく1人で行くのがアーティスト・デートのポイントです。
連れて行った人が楽しそうにしているか、相手のことを気にしてしまう事でアーティスト・デートが意味を無くしてしまうからです。
または、2人で楽しむ楽しみ方や、相手がつまらなそうであった時に気持ちが引っ張られることもアーティスト・デートの目的を阻止してしまう事に繋がってしまいます。
自分の中の「恥ずかしがり屋」「引っ込み思案」になっている「アーティスト脳」の部分を活性化させることが目的です。
「理性脳」によって、「恥ずかしがり屋」「引っ込み思案」になってしまっている考え方を、もう一度引っ張り出すことがアーティスト・デートの目的です。
これは、自分を楽しませるのではなく重要なのは自分の中にある「アーティスト脳」の部分を楽しませることです。
複雑な目的なので、2人で行っている場合ではなく、自分と対話することが重要になります。
成果は関係ないので、楽しんでも退屈しても構いません。
冒険・探検・遠足をすることで、「アーティスト脳」が楽しむという結果に繋がっています。
毎週継続することで、意外な方向に自分が変化していくことを感じることが出来ます。
ここで大事なのはなるべく予定を守り、アーティスト・デートの予定を優先し簡単には予定を動かさないことがポイントです。
著者以外にも、優しくしているつもりでも自分を大切にしない人は実際には他人にも本当の優しさは向けられないと考えている人は多いです。
自分を大切にしてこそ、他人にも本当の優しさを向けられる。この考えのもと、アーティスト・デートのルールがあります。
自分を俯瞰的にみて「自分を一番大切にする。」その上で、他人にも優しくするという考え方によって、得られることはたくさんあります。
- 自分の気持ちを強く持つことが出来るようになる。
- もっと優しくなれる。
私は自分の人生をおろそかにしがちで、他人を優先しがちでした。
そこを反省して自分を大切にするということに、昨年から真剣に自分の幸せについて向き合うようになりました。
きっかけはこの本ではなかったのですが、同時期にこの本にも出会い自分を大切にして自分を優先するために変わる決心をしました。
その際にこのアーティスト・デートは非常に役に立ちました。
- パイロットになりたかった
➡ 体験操縦の見学に行く - ダンスがしたかった
➡ レッスンの無料体験に行ってみる - 野球選手になりたかった
➡ バッティングセンターに行ってみる
成果は得なくてもいいので、とにかく冒険・探検・遠足をしてみることがアーティスト・デートのルールなのでできるだけその場所に行ってみることが重要です。
まとめ
モーニングページを実際にやってみて、私は初日から自分の考え方が変っていくのを面白いほど実感しました。
ものすごく疲れますが、誰でも明日から手持ちのノートで始められるので非常におすすめです。
私は最初A4ノートが無かったので、A4のコピー用紙から始めました。
朝は苦手なので、私の朝活はこれだけです。
「理性脳」を朝からへとへとに疲れさせることにハマってしまい、1年ほど続けています。
アーティスト・デートについては、気圧に弱く外に出ることが困難な日が多いため、毎週というのは実行していません。
ですが、数年前から同じような事を実行しており、実はすでにやっていました。
そして、1回でも成果はすごく感じられるもので、自分が変わっていくことがわかるので、定期的に続けていました。
アーティスト・デートに関して、自分だけを大切にするわけでありません。
自分を一番に大切にしたうえで、他人にも優しくすることを身につけるという考え方です。
今日、今すぐに10週間分の予定を立てて、来週から始める事もできるので、ぜひ自分を変えてみたいという人にはお勧めの方法です。
変っていく自分を見るのは非常に楽しいです!
どちらともとても簡単な方法なので、どちらか一方でも実行することをお勧めします!
頑固な考え方も、朝の3ページで柔らかくなっていきますよ♪