『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番を解説します。大人気「ワイスピ」シリーズの公開順や時系列を徹底解説!
「ワイルド・スピード」の最新作を観たらハマっちゃった。
シリーズ全部観たいから順番が知りたい。
ワイスピが最終章らしくて、急に気になってきました。
作品数が多すぎて順番が分かりません。
「ワイルドスピード」って公開順で観ると時系列が変わってくるって聞いたんだけど、どの順番で観たら楽しめるの?
こんにちは、みろくちゃんです。
休日1日中ワイスピを観ている日もあるくらい、ワイスピ好きです!
- スピンオフを含めた歴代「ワイルドスピード」シリーズについて、観る順番が分かる。
2023年5月19日に公開した最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(原題:FastX)』について、予習が必要かが気になっている方は別の記事で詳しく解説しています。
- 『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番を解説します。大人気「ワイスピ」シリーズの公開順や時系列を徹底解説!
- 『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:時系列で見るのがオススメ!
- 『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:公開順で見る
- 『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:時系列で作品を紹介
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番①】:『ワイルド・スピード』(2001年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番②】:『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』(2001年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番③】:『ワイルドスピードX2』(2003年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番④】:『Los Bandoleros』(2009年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑤】:『ワイルド・スピード MAX』(2011)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑥】:『ワイルドスピードMEGA MAX』(2011年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑦】:『ワイルドスピードEURO MISSION』(2013年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑧】:『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑨】:『ワイルドスピードSKY MISSION』(2015年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑩】:『ワイルドスピードICE BREAK』(2017年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑪】:『ワイルドスピード スーパーコンボ』(2019年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑫】:『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』(2019年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑬】:『ワイルドスピード ジェットブレイク』(2021年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑭】:『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)
- 『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑭】:『ワイルド・スピード』について
- 『ワイルド・スピード』を見るなら:映画が大好きなら、コスパ最強の「U-NEXT」がおすすめです!
- 『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:まとめ
『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番を解説します。大人気「ワイスピ」シリーズの公開順や時系列を徹底解説!
『ワイルド・スピード』シリーズは、「公開順」で観ると「時系列」が違っています。
なぜ「公開順」と「時系列」が入れ替わったのかについては、諸説理由が浮上しています。
ですが、制作側の公式なアナウンスはありません。
一説では『ワイルド・スピード』シリーズ初期は資金難で、有名俳優を起用できず、1作目、2作目とは全く関係のない脚本と、キャストで作られた『ワイルド・スピードTOKYO DRIFT』が不評に終わったと言われています。
個人的には、『ワイルド・スピードTOKYO DRIFT』は、シリーズの中では、唯一あまり好きではありません。
初めて見たときは、いきなりワイスピに柴田理恵がでてきてびっくりしました。
初々しい妻夫木聡くんや、北川景子ちゃんも出てきます。
全体的に『ワイルド・スピード』では、日本の車だけではなく東京がよくでてきます。
後々のストーリーに『ワイルド・スピードTOKYO DRIFT』は、かなり関係してくるので1度は観ておくことをお勧めします。
そして「公開順」と「時系列」がかわってくるのが、まさにこの東京が舞台の『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』です。
2006年公開の『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』の内容が、
2013年公開の『ワイルドスピード EURO MISSION』の後のストーリーになっています。
- 【ネタバレ注意!】時系列が入れ替わってしまった説の一つに……
『ワイルド・スピード MAX』を制作する際に、『ワイルド・スピードTOKYO DRIFT』で、大人気だったキャラクーであるハン(サン・カン)が、出演しています。
「ハン」は、映画の最後に亡くなる設定になっていました。
『ワイルド・スピードTOKYO DRIFT』のあとで公開された『ワイルド・スピード MAX』では、ハンが生きていた頃の話になっています。そのため、時系列が入れ替わってしまったのだという説もあります。
私も最初観たとき、時系列が変わっているのを知らずに観たので、設定についていけませんでした。ハンはその後の作品にも大きく関わってくるので、評価の悪さが気になっている人も1度は一通り見ておいたほうがいいです。
関係性がよくわかるので、他の作品を一層楽しむことが出来るからです。
時系列が変わってしまった理由は諸説ありますが、いくつもの理由が重なって複雑な時系列での公開になってしまったのだと考えられます。
『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:時系列で見るのがオススメ!
歴代作品を「時系列」で観る順番をまとめました。
『ワイルド・スピード』シリーズに関わる映像は全て観ておきたい!というワイスピのマニア向けに関連作品もまとめています。
メインの映画シリーズのストーリーには、直接的な関わりのない作品でも、ワイスピの世界観は健在です。
『ワイルド・スピード』シリーズにハマったという人は、1度は全て観てほしい作品となっています。
『スパイ・レーサー』は、アニメ映画です。
個人的には「ワイスピ」シリーズとは、雰囲気が異なりすぎて全く別物のように感じました。
『ワイルドスピード』はキャスト陣も含めて、実写版が大好きです!
Netflixオリジナルなので、Netflixに入っている方は観てみてもいいかも!という印象です。
『ワイルドスピード』のスピンオフシリーズは、2023年6月時点で、4作品あります。
メインシリーズとは切り離した時系列の作品として制作されています。
スピンオフシリーズの中でも『ワイルドスピード/スーパーコンボ』は、メインシリーズに並ぶアクション映画になっています!
映画としてのレベルも非常に高く、キャストもメインバリに豪華です!
続編の制作も示唆されています。
スピンオフ作品はわかりやすく、赤文字にして「時系列」順に含んでまとめました。
- 『ワイルドスピード』
(2001年) - 『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』
(2001年) - 『ワイルドスピードX2』
(2003年) - 『Los Bandoleros』
(2009年) - 『ワイルドスピードMAX』
(2009年) - 『ワイルドスピードMEGA MAX』
(2011年) - 『ワイルドスピードEURO MISSION』
(2013年) - 『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』
(2006年) - 『ワイルドスピードSKY MISSION』
(2015年) - 『ワイルドスピードICE BREAK』
(2017年) - 『ワイルドスピード スーパーコンボ』
(2019年) - 『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』
(2019年) - 『ワイルドスピード ジェットブレイク』
(2021年) - 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
(2023年)
※ ()内は公開年です。
※ スピンオフは、赤字の4作品!
『ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT』(2006年)のみ、映画の公開順と順番が異なります。
『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:公開順で見る
もちろん公開順で観ても楽しめます!
『ワイルドスピード X3 TOKYO DRIFT』(2006年)の公開順によって、時系列が違っていることだけ頭に入れておくと、見やすくなります!
2006年公開の『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』の内容が、
2013年公開の『ワイルドスピード EURO MISSION』の後のストーリーになっています。
- 『ワイルドスピード』
(2001年) - 『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』
(2001年) - 『ワイルドスピードX2』
(2003年) - 『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』
(2006年)
➡2013年公開の『ワイルドスピード EURO MISSION』の後のストーリー。 - 『Los Bandoleros』
(2009年) - 『ワイルドスピードMAX』
(2009年) - 『ワイルドスピードMEGA MAX』
(2011年) - 『ワイルドスピードEURO MISSION』
(2013年)
➡「時系列」では『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』
は、このあとのお話。 - 『ワイルドスピードSKY MISSION』
(2015年) - 『ワイルドスピードICE BREAK』
(2017年) - 『ワイルドスピード スーパーコンボ』
(2019年) - 『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』
(2019年) - 『ワイルドスピード ジェットブレイク』
(2021年) - 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
(2023年)
※ ()内は公開年です。
※ スピンオフは、赤字の4作品!
『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:時系列で作品を紹介
スピンオフ作品を含む『ワイルド・スピード』シリーズを、観る順番としておすすめな「時系列」順に、詳しく紹介します!
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番①】:『ワイルド・スピード』(2001年)
『ワイルド・スピード』:あらすじ
L.A.では深夜、若者たちが大金を賭けたストリート・カー・レースに熱狂していた。ドミニクは仲間たちから一目置かれる天才ドライバー。彼はレースを挑んでくる無謀な連中を相手に1度のレースで1万ドルを稼ぎ出す。そんなある夜、ブライアンという新顔がやって来る。彼もまたドミニクに負けない驚異のドライビングテクニックを披露、ギャラリーの注目を集める。しかし、誰も彼が警察官だとは想像もしなかった。ブライアンは実は、最近多発している高級品を積んだトラックがハイスピード状態のままジャックされるという事件を追って、潜入捜査を行っていたのだった。
『ワイルド・スピード』:見どころ
『ワイルド・スピード』シリーズのすべての始まりとなった、記念すべき第一作目です。
2001年公開の映画なので、初めて観る人は特に、映像や編集に時代を感じると思います。
元祖ワイスピファミリーのブライアン、ドム、ミア、レティの出会いが詰まっています。
シリーズ当初からの2人の男の友情は、最新作でも特別なシーンとして取り上げられています。
熱き男の友情の始まりが注目するポイントです!
ワイスピといえば、かっこよすぎる車!
約20年前に撮影された第1作目は、現在では伝説の名車となっている、大人気車種もたくさん登場します。
キャラクターに合わせて、カスタムされた車にもぜひ注目してください。
最新作よりは、マニア向けの内容ですがワイスピファミリーの出会いと2人の友情はシリーズの軸にもなっているので、1度はしっかり観てほしい作品です。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番②】:『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』(2001年)
『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』は、第1作目『ワイルド・スピード』のDVD&Blu-ray版に特典としてつくられた作品です。
第1作目『ワイルド・スピード』の後日談が「6分間」会話なしで収められた短編映画です。
ドミニクを逃したことで、ブライアンはロサンゼルス警察から追われることになります。
ブライアンは警察を撒いて、マイアミまで逃げるのですが、途中カーレースに挑んでいきます。ブライアンの走らせる車の映像は、本編並みに爽快感を味わえます!
少し懐かしさのある、名車もたくさん登場するので、車を目的に楽しみたいという人には特に見て頂きたい作品です。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番③】:『ワイルドスピードX2』(2003年)
『ワイルドスピードX2』:あらすじ
米フロリダ州・マイアミ。夜になると、派手なカラーリングとチューンナップが施されたスポーツカーに乗った若者たちが続々集まってくる。その中には、かつてロスでストリート・レーサーたちの強盗団に潜入していた元警官ブライアンの姿もあった。そして、彼はその驚異的なスピードで他を圧倒しレースに勝利するが、突然現われた警察に囲まれ、逮捕されてしまう。実は、ブライアンの捕獲には警察の思惑があった。それは、彼をある国際的なマネー・ロンダリング組織に囮捜査官として潜入させることだった。
『ワイルドスピードX2』:見どころ
ムードメーカーでお笑い担当のローマンと、インテリ担当のテズが初登場となるのがシリーズ2作目の『ワイルドスピードX2』です。
『ワイルドスピードX2』では、ブライアンとローマンのコンビが楽しめます。息ピッタリの2人のやりとりに注目です。
1作目よりも、アクションシーンが増えています!ですが、この2作目までは個人的には、マニア向けの内容だと思います。
スピンオフ作品を除外した、メイン映画シリーズの中では『ワイルド・スピード MAX』以降が幅広い層に好まれる作品になっているように感じます。
ストリートレースだけでなく、何度もレースシーンがでてくるのも2作目の楽しみどころです!
ブライアンのキレッキレのドライブテクニックだけではなく、ローマンや、フロリダのレーサーたちの車なども注目です。
スーキーのデザインする車も女性らしいピンクの車など、どれも素敵なものばかり揃っています。
車のボディを観ているだけでも楽しめる作品です!
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番④】:『Los Bandoleros』(2009年)
シリーズの第3作目の『ワイルド・スピード MAX』の前日談として主演のヴィン・ディーゼルが監督・脚本も務めた、20分の短編映画です。
ドミニクはアメリカでの指名手配を逃れるため、レティとともにドミニカ共和国でのんびりと過ごします。そこに仲間が集結して、新たな計画を進めていくストーリーです。
メインシリーズではあまり見ることがきない、のんびりとした雰囲気の作品です。
2作目と3作目を繋ぐ貴重なストーリーは、『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』と同じく、DVD&Blu-ray版に特典として収録されています。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑤】:『ワイルド・スピード MAX』(2011)
『ワイルド・スピード MAX』:あらすじ
南米に逃亡したすご腕ドライバー、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)とともに輸送車からの強奪を繰り広げていた。一方、FBI捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、麻薬組織のボス“ブラガ”を追い続けていたが、お尋ね者のドミニクが8年ぶりにロサンゼルスに戻って来たという知らせを受ける。
すご腕ドライバーたちが危険でクールなレースの世界で腕を競い合う『ワイルド・スピード』シリーズの第4弾。ヴィン・ディーゼルを筆頭に、ポール・ウォーカーら第1作のメンバーが再び集結するほか、ミス・イスラエルのガル・ギャドット演じる謎の美女ジゼルなど新キャラクターも登場する。シリーズ最大規模のカー・アクションに加え、フルカスタムされたスカイラインGT-Rなど名車の数々にも注目だ。
『ワイルド・スピード MAX』:見どころ
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーの最強コンビに加え、これまでの仲間と、新しく加わるファミリーが続々を集結するのが『ワイルド・スピード MAX』です。
『ワイルド・スピード MAX』より前の2作品は、カーレースや車の描写が中心でしたが、『ワイルド・スピード MAX』以降は少し雰囲気が変わってきます。
カーレース以外のストーリー部分も深みを増してきます。
車のビジュアルだけではなく、しっかりとしたアクション映画として、ストーリー部分でも楽しめます。
このあたりから撮影技術も大幅に進化しており、映画ならではのダイナミックな演出が急激に増えています。
『ワイルド・スピード MAX』以降は、車に興味のない人も十分に楽しめるアクション映画の代表作のような演出が増えています。
『ワイルド・スピード MAX』以降は、幅広い層で楽しめる作品になっているので、まずは1作品面白そうな作品からスタートするのもいいと思います。
1作目、2作目は私は大好きですが、マニア向けの描写も多く苦手意識のある人もいると思います。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑥】:『ワイルドスピードMEGA MAX』(2011年)
『ワイルドスピードMEGA MAX』:あらすじ
前科者ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と彼を脱獄させた元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、お尋ね者として追われながら、ブラジルの裏社会で超高級車の強奪を繰り返していた。逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得たい彼らだったが、彼らを逮捕する特命を受けた連邦捜査官ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が立ちはだかる。
伝説の名車や高級車が惜しげもなく激しいカーアクションを繰り広げる『ワイルド・スピード』シリーズの第5弾。前作の後日談となる本作では、超高級車の強奪などを命懸けでこなすドミニクとブライアンが、逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪う無謀な計画を実行する。ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーらに、新たに参戦したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンや、過去の主要キャストも出演するドリーム・チームの大暴走に期待だ。
『ワイルドスピードMEGA MAX』:見どころ
シリーズが進むごとに、カーアクションだけでなく、俳優のスタントも迫力を増していきます。回を増すごとに、バトルシーンも激しくなっていきます。
特に、『ワイルド・スピード MAX』から加わったジゼルを演じる絶世の美女ガル・ガドットに注目です!
ジゼル約のガル・ガドットは、2004年のミス・イスラエルにも輝きました。そんな美貌で、ドライバーとしても最強!バイクを乗りこなして、華麗に戦うバトルシーンにはぜひ注目してほしいです!
また、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが、ホブス役で登場します。
ターミネーターバリの身体を武器に圧倒的強さを魅せながら、情にも熱く信念を持って自分の正義に向き合う姿はめちゃくちゃかっこいいです。
俳優トップクラスのドウェイン・ジョンソンが、主演ではない役で存分に暴れる姿が観れるのは贅沢以外のなにものでもありません。ホブスの乗っている車も、もちろんターミネーターのような頑丈なボディを持っています。
2023年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の敵は、『ワイルド・スピード MAX』との関係性が非常に深いです。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のオープニングで巨大金庫を車で引きずるシーンは、『ワイルド・スピード MAX』の中でもスリルと迫力満点のシーンです。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑦】:『ワイルドスピードEURO MISSION』(2013年)
『ワイルドスピードEURO MISSION』:あらすじ
リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取ったドミニク(ヴィン・ディーゼル)。その後、逃亡し続けていたドミニクだったが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)に協力を依頼される。ホブスの話によると、その犯罪組織に関わっているのは、ドミニクの死んだはずの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)だった。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが演じるすご腕ドライバーがカスタムカーを操り、派手で斬新なカー・アクションを繰り広げる人気シリーズの第6弾。宿敵であるFBI捜査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が、再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出す。監督は前々作と前作のメガホンを取り、好評だったジャスティン・リン。アイデア満載のカー・アクションと共に、ミシェル・ロドリゲス演じる4作目で死んだはずの主人公の恋人が再登場するなど物語の展開にも目が離せない。
『ワイルドスピードEURO MISSION』:見どころ
『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、これまでの作品にも増して、予想外の種類の車両がたくさん登場します。
アクションシーンだけでなく、これまで以上に迫力満点のカーチェイスが楽しめます!
自己で記憶を失ってしまったレティと、記憶を取り戻してほしいドムの強い想いにも注目です。
恋愛ストーリーにも車のシーンを強調するワイスピならではの表現にグッときます。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑧】:『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)
『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』:あらすじ
違法なストリート・レースの最中に衝突事故を起こして逮捕されたショーン(ルーカス・ブラック)は、少年院行きを免れるために軍人の父を頼って日本へ。言葉や文化の違いに戸惑いを感じながら高校生活を始めた彼は、留学生のトウィンキー(BOW WOW)に誘われ、ドリフト・レースが行われる深夜の立体パーキングに赴く。
ストリート・カーレースの世界に魅せられた若者の青春を描く人気シリーズの第3弾。ドリフト走行発祥の地である日本を舞台に、東京に転校してきたアメリカ人学生がエキサイティングなドリフト・レーシングの世界に身を投じていく。主演は『ジャーヘッド』のルーカス・ブラック。JJサニー千葉、『間宮兄弟』の北川景子ら、日本人キャストも多数登場。ドリフトの第一人者であるレーサー、土屋圭市をアドバイザーに招いて撮影された迫力のドリフト映像に注目だ。
『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』:見どころ
時系列が変わるもとになっている『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、ワイルドスピードシリーズの中では、評価が最も低い作品となっています。
ですがこの作品だけはタイトル通りメインが東京になっています。
大人気シリーズで日本が舞台となっているならば、日本人としては見逃せません!
ワイスピ恒例のカーチェイスのシーンは、渋谷や、東京の立体駐車場で繰り広げられており、馴染みのある景色の中でのアクションシーンは、観ているだけでドキドキします。
この後のシリーズでも「東京」については度々出てくるので、重要なカギを握っている作品でもあります。
初見は『ワイスピ』のストーリーが今までとは全く違う話で、キャストも変わっていたので、『スパイダーマン』のように、まったく違う世界観でこれから進んでいくのかとも思いました。
しかし『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のあとでは、キャストもストーリーも戻ります。
後々の関係性には深く繋がってくるストーリーになっています。
初々しい北川景子さんや、妻夫木聡さん、千葉真一さん、中川翔子さんなど、日本人の俳優さんがたくさんのシーンで登場しています。注意深くみてください。
時系列順で観ると、映像が急に古くなったように感じますが、ワイスピファミリーにかかせない「ハン」が日本で何をしていたのかが描かれています。
「ハン」のストーリーを知らないと、この後の作品が存分に楽しめないので、鑑賞済みです。個人的には、唯一あまり好きにはなれない作品です。
世界観はしっかりと「ワイスピ」なのですが、キャストがあまりにも違い、ドムの熱さに並ぶ要素があまり感じられず、深みが少ないように感じます。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑨】:『ワイルドスピードSKY MISSION』(2015年)
『ワイルドスピードSKY MISSION』:あらすじ
巨大な犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)一味を撃破し、彼から恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻したドミニク(ヴィン・ディーゼル)。ロサンゼルスへと戻った彼は、相棒のブライアン(ポール・ウォーカー)や妹のミア(ジョーダナ・ブリュースター)らと平穏な毎日を過ごしていた。しかし、オーウェンの兄である特殊部隊出身の暗殺者デッカード(ジェイソン・ステイサム)が復讐(ふくしゅう)を開始し……。
高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるヒットシリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクら、すご腕ドライバーにしてアウトローの面々が、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各地を舞台に壮大な戦いに挑む。メガホンを取るのは、『ソウ』シリーズなどに携ってきたジェームズ・ワン。オリジナルメンバーに加え、ジェイソン・ステイサム、カート・ラッセル、トニー・ジャーがシリーズに参戦する。スリリングな展開はもちろん、故ポール・ウォーカーの勇姿も必見。
『ワイルドスピードSKY MISSION』:見どころ
『ワイルド・スピード SKY MISSION』からは、さらに一段とアクションシーンが大胆になっています。
ストーリーも深みを増し、ドウェイン・ジョンソンに加え、TOP俳優のジェイソンステイサムが、がっつり登場します。
見るからに、俳優陣だけでも製作費が莫大な印象です。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』はタイトル通り、空も舞台になっています。
もちろん車ありきです。
この頃公開されている映画は、「ミッションインポッシブル」など、有名作品で空を飛ぶストーリーが続いていました。
同じような演出の中では、個人的には1番迫力を感じ、鼓動が高鳴ったのが『ワイルド・スピード SKY MISSION』です。
『ワイルドスピード』シリーズはユナイテッドシネマを中心に、新作公開前などにメモリアル上映を行う事が度々あります。
その際に『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、よく取り上げられるので、映画館で観られなかった人も、またチャンスが巡ってくる可能性もあります。
1か月の間に2作のメモリアル上映が行われる印象ですが、毎回ではありません。
もし、気づいた時にはすぐに映画館で観る事をおすすめします。
まさに映画館の巨大スクリーンで、映画館ならではの最高のサウンドで観るべき映画だと思います。
空のシーンだけでなく、高層の建物のなかで走らせる目に焼き付きそうな真っ赤な車のシーンも、シリーズ全体的に考えても壮大で印象的な「ワイスピ」らしい演出です。
非常に残念なことに主人公であるブライアン役のポール・ウォーカーは、『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影期間中、事故で命をおとしています。
彼の遺作でもあるこの作品は、涙が溢れます。
劇中のドムのセリフも現実と重なる部分もあります。
最後に追悼映像が流れますが、曲も映像もポール・ウォーカーに対する愛が溢れており、シリーズ最高の作品となっています。
”See You Agin”を聴くだけでも涙が溢れるファンも多いと思います。
それを踏まえて、2023年公開の最終章の前編『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を観ると、観えてくるもの、感じるものの深さは全く違います。
私は最終章1作目『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』冒頭シーンですでに大号泣でした。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑩】:『ワイルドスピードICE BREAK』(2017年)
『ワイルドスピードICE BREAK』:あらすじ
誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。
世界的なヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクの裏切りによって、強固な絆で結ばれていたファミリーが崩壊の危機にひんするさまを描く。ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスといった続投組のほか、オスカー女優のシャーリーズ・セロンとヘレン・ミレン、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドら豪華キャストが新たに参戦。意表を突く波乱の展開に加え、巨大潜水艦まで登場する氷上カーチェイスにも注目。
『ワイルドスピードICE BREAK』:見どころ
『ワイルドスピードSKY MISSION』で主人公ブライアンを失ってしまったワイルドスピードシリーズが、今後どうなってしまうのかと悲しむ人でいっぱいでした。
しかし『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、ワイスピファンの期待を全く裏切らない最高のアクション映画になっています。
スケールの大きさは世界TOPレベルのアクションシーンが連発します。
また主役ではないはずなのに、「ジェイソン・ステイサム」の存在感が強すぎます!
この作品でなんとなく気づきますが、この後の作品にも、ドウェイン・ジョンソンとともに、ジェイソン・ステイサムも常にストーリーに深く関わるようになってきます。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』の敵にあたる「サイファー」は、絶世の美女であり、最凶の女性です。
太刀打ちできない最強の敵に、駆け引きのオンパレードでストーリーは進みます。
追い込まれるファミリーの絆は、この作品でさらに強く結ばれるのを実感できます。
始終ハラハラドキドキの中、笑ってしまうようなほっこりシーンまで仕掛けてきます。
サイファーよ、恐るべし「最凶」の似合う女性。
どこか「キングダム」の龐煖くらいの「強烈な威圧感」を、「最強の美女」が放つところが、さすがワイスピという感じです。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑪】:『ワイルドスピード スーパーコンボ』(2019年)
『ワイルドスピード スーパーコンボ』:あらすじ
元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と元FBI特別捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は、政府から協力要請を受ける。内容はデッカードの妹で、肉体を改造したテロ組織のリーダー・ブリクストン(イドリス・エルバ)に襲われて行方不明になっているMI6エージェントのハッティ(ヴァネッサ・カービー)を保護するというものだった。ハッティが取り戻した人類の半分を死滅させるウイルス兵器の回収を最優先するため、二人は渋々組むことにする。
世界的ヒットを記録してきたアクション『ワイルド・スピード』シリーズの通算9作目。元FBI捜査官のルーク・ホブスと元MI6エージェントのデッカード・ショウが組み、敵に立ち向かう。監督は『デッドプール2』などのデヴィッド・リーチ。ホブス役のドウェイン・ジョンソン、ショウ役のジェイソン・ステイサムのほか、敵役として『マイティ・ソー』シリーズなどのイドリス・エルバらが出演する。
『ワイルドスピード スーパーコンボ』:見どころ
『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフとしてつくられた、『ワイルドスピード スーパーコンボ』は、メインシリーズに並ぶ名作となっています。
元プロレスラーである通称ロック様こと「ドウェイン・ジョンソン」と、泳ぐシーンは出てきませんが元飛び込みの選手「ジェイソン・ステイサム」の2人がメインとなっている作品です。
アクション映画でTOPクラスの俳優がメインのこの作品は、『ワイスピ』ファンだけではなく、2人のファンなら見逃せない作品です。
戦い方も、乗る車も、全く違う2人ですが、息はピッタリ。
ドムやドムの仲間がいないと、カーチェイスのシーンもワイスピ感は薄まりますが、全くちがうカーアクション映画として観ると、メインシリーズに並ぶTOPレベルのアクション映画です。
仲間思いなのはドムと同じなのですが、考え方や戦い方、信念の違いから、全く別のワイスピの世界観を創ってしまったような印象で、続編も示唆されるほどの大人気作品です。
同時に、やはり『ワイスピ』には他のアクション映画とは違うはっきりとした世界観があると、改めて感じさせられる作品でもあります。
メインシリーズでも2人の存在や関係性は、ストーリーに強く結びついていますが、出番は少なくなってしまうので、この作品で存分に楽しめます。
ホブスとショウの家族や過去が明かされているので、ワイルドスピードシリーズへの愛は一層深まると思います。
「ドム」「ホブス」「ショウ」はそれぞれファミリーを大切に想っていますが、信念や考え方ははっきりと違います。
ワンピースを観たことがある人なら、「ルフィ」「ロー」「キッド」が、それぞれ仲間想いなのに全く違う闘い方や、守り方をするように、はっきりとキャラを持っています。
目的は同じでも、過程や纏う雰囲気は全く違うという事です。
ローとキッドに似た性格ではないのですが、スピンオフでルフィーという主人公がいないまま、シリーズ感は残しつつ、ローとキッドがタッグを組んでいるような感じです。
その為、スピンオフなのにものすごく面白く、それでいて主人公の考え方とは違うので、世界観は全く違ってくるのです。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑫】:『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』(2019年)
『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』:あらすじ
ストリートレーサーの少年、トニー・トレットと仲間たちは政府機関にスカウトされ、犯罪組織にせんにゅう。スパイレーサーたちのスリル満点な任務が始まる!
大人気の映画シリーズ、「ワイルド・スピード」シリーズの世界で、エンジン全開のぼうけんがくり広げられるキッズ向けアニメ。
『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』:見どころ
『ワイルドスピード』シリーズがアニメ化したことで、世界中を驚かせた『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』。
『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』は主人公が子供です。
子供と一緒に楽しめる『ワイルドスピード』となっています。
評判はそれほどよくありませんが、ワイスピの世界観は健在です。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑬】:『ワイルドスピード ジェットブレイク』(2021年)
『ワイルドスピード ジェットブレイク』:あらすじ
レティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。かつての宿敵サイファー(シャーリーズ・セロン)ともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう。
人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの9作目。主人公ドミニクと苦楽を共にしてきたファミリーの絆を揺るがす新たな試練が描かれる。ドミニク役のヴィン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらおなじみの面々が集結し、『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演したシャーリーズ・セロン、プロレスラーのジョン・シナらが共演。『ワイルド・スピード EURO MISSION』などシリーズ4作の監督を務めたジャスティン・リンがメガホンを取る。
『ワイルドスピード ジェットブレイク』:見どころ
2020年5月29日に日本公開予定でしたが、コロナウイルスの影響で2021年4月に公開が延期となりました。
公開前の3月SNSで、主演のヴィン・ディーゼルをはじめ、制作陣は「今こそ映画が必要な時。延期する予定はない」という主旨のメッセージを投稿しています。
そんな背景の中公開された『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、ドミニクの実弟である初登場のジェイコブとドムの間に起きた家族の問題がメインになっています。
ドミニクと父親の過去はこれまでの作品でも明かされていますが、実弟のジェイコブはこの作品で初めて登場します。
実弟であるジェイコブとの過去が深堀されています。
予告の時点で話題に上がったのは、再登場ハンの存在です。
『TOKYO DRIFT』で亡くなったはずのハンが、実は生きていたというのがポイントです。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑭】:『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』:あらすじ
レティ(ミシェル・ロドリゲス)と息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテ(ジェイソン・モモア)が現れる。父親が殺されたダンテは、ドミニクたちに復讐(ふくしゅう)を仕掛ける。
世界的にヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの10作目。主人公ドミニクと固い絆で結ばれたファミリーの前に凶悪な敵が現れ、激しいバトルを繰り広げる。ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらおなじみのメンバーのほか、『スランバーランド』などのジェイソン・モモア、ジェイソン・ステイサム、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロンらが出演。『トランスポーター』シリーズなどのルイ・ルテリエが監督を務める。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』:見どころ
個人的な意見ですが、「最っっっ高!」でした。
これまでの絆の集大成になっており、最終章前編であるのに、最終回を観たほどの満足感と、号泣シーンが多すぎました。
これまでの作品と比べると、本気でファンを泣かせにかかって、最終章だということを常に印象付けようという感じです。
最終章が2部作か、3部作かも決まっていない中、最終話に向けて気持ちを煽りまくられるような作品です。
『ワイスピ』ならではのやり過ぎ感も健在で、ツッコミどころはあるのですが、正直最高過ぎて、ツッコミたくないと思いました。
ダイナミックで迫力なアクションは、これまでの作品と比べてもまだまだレベルアップしています。
迫力は増しているのに、今までで一番繊細さも詰め込まれています。
直前に観なくても、今までの作品を思い出すよなセリフや車体が出てくるので脳裏に焼き付いた過去作が自動的に蘇ってくるようです。
名曲も健在で、身体は常にリズムに乗ってしまいそうな曲がを揃っており、その中で感慨深すぎる”See You Again”を映像とともに流すのはずるいです。
敵役の「ジェイソン・モモア」も良い味を出し過ぎていて、圧倒的強さでねじ伏せてくるのですが、今までの敵よりユーモアもありおちゃめでかわいい……。
今までにあまりワイスピには出てこないような性格の敵なのに、なぜだか1番ワイスピらしく感じてしまうので驚きです。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』については、別の記事で詳しく感想を書いています。
『ワイルド・スピード』シリーズ【観る順番⑭】:『ワイルド・スピード』について
カーアクションの映画だと聞いたけど、車に詳しくないと楽しめない?
私は『ワイスピ』を1日中観ているほど大好きですが、正直車については一切詳しくありません。
親も友達も、大手車メーカーに勤めていますが一切わかりません!
車の名前はわからないけど、車オタク以上に登場する車1台1台をかっこいいと思っていますし、アクション映画としても最高に楽しんでいます。
初期の頃程、マニアックな要素を多く含むストーリーになっていますが、最近は回を増すごとに幅広い層に好まれる作品になっています。
『ワイルド・スピード』はこんな人にはおすすめできない!
『ワイルド・スピード』は、ダイナミックな演出に拘っており、つじつまが合わなかったり、とってつけたようなストーリーも多く含まれています。
ファンでさえやりすぎだと思うような演出もあり、なんでもありなところがあります。
論理的な人には、突っ込みどころ満載で、納得できずモヤモヤするかもしれません。
架空の世界だと割り切って見れない場合は、楽しめないかもしれません。
『ワイルド・スピード』はこんな人におすすめ!
私は、なんでもありこそ「ワイスピ」の魅力でもあると思っているので、気分爽快楽しみたい時には繰り返し鑑賞しています。
車好きであるならば、立て続けにこれでもかとかっこいい車が数えきれないほど出てくるので、瞬き厳禁だと思います。
エンジン音ももちろん大切に扱われているので、映画館で音を聞いているだけで満足感があると思います。
映画館で観ると、最新作品ほど自分も一緒に車に乗っているような感覚になれるような演出もあり、臨場感いっぱいで楽しめると思います!
臨場感を存分に味わいたいという人には、IMAXがおすすめです!
上映中であればぜひ行ってみてください!
『ワイルド・スピード』のIMAXについてはこの記事で詳しく解説しています!
『ワイルド・スピード』を見るなら:映画が大好きなら、コスパ最強の「U-NEXT」がおすすめです!
月額費用が高いイメージのU-NEXTですが、使い方によっては「コスパ最強」なのをご存じでしょうか?
「ワイルド・スピード」シリーズは有料作品になっていることもありますが、期間限定で無料になることもありますので、ぜひチェックしてみてください。
U-NEXTがコスパ最強な理由についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
『ワイルド・スピード』シリーズの観る順番:まとめ
2006年公開の『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』の内容が、2013年公開の『ワイルドスピード EURO MISSION』の後のストーリーになっています。
『ワイルドスピード』シリーズは公開順で観ると時系列が違ってきます。
全部の作品を楽しみたいのであれば「時系列」で観る方がより楽しむことが出来ます。
◆スピンオフを含む◆全作品の順番はこちらです。
- 『ワイルド・スピード』を「時系列」で観る!<スピンオフを含む>
※ ()内は公開年です。
※ スピンオフは、赤字の4作品!- 『ワイルドスピード』
(2001年) - 『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』
(2001年) - 『ワイルドスピードX2』
(2003年) - 『Los Bandoleros』
(2009年) - 『ワイルドスピードMAX』
(2009年) - 『ワイルドスピードMEGA MAX』
(2011年) - 『ワイルドスピードEURO MISSION』
(2013年) - 『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』
(2006年) - 『ワイルドスピードSKY MISSION』
(2015年) - 『ワイルドスピードICE BREAK』
(2017年) - 『ワイルドスピード スーパーコンボ』
(2019年) - 『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』
(2019年) - 『ワイルドスピード ジェットブレイク』
(2021年) - 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
(2023年)
- 『ワイルドスピード』
◆スピンオフを抜いた◆順番はこちらです。
- 『ワイルド・スピード』を「時系列」で見る!」<スピンオフ作品除外ver.>
※ ()内は公開年です。
- 『ワイルドスピード』
(2001年) - 『ワイルドスピードX2』
(2003年) - 『ワイルドスピードMAX』
(2009年) - 『ワイルドスピードMEGA MAX』
(2011年) - 『ワイルドスピードEURO MISSION』
(2013年) - 『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』
(2006年) - 『ワイルドスピードSKY MISSION』
(2015年) - 『ワイルドスピードICE BREAK』
(2017年) - 『ワイルドスピード ジェットブレイク』
(2021年) - 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
(2023年)
- 『ワイルドスピード』
スピンオフは、2023年6月時点でアニメを含めて4作品です。
◆スピンオフの作品のみ◆の順番はこちらです。
- 『ワイルド・スピード』を「時系列」で見る!<スピンオフのみver.>
※ ()内は公開年です。
- 『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』
(2001年)
➡シリーズ1作目『ワイルドスピード』の特典映像。短編映画。 - 『Los Bandoleros』
(2009年)
➡シリーズ2作目『ワイルドスピードX2』の特典映像。短編映画。 - 『ワイルドスピード スーパーコンボ』
(2019年)
➡シリーズ8作目『ワイルドスピードICE BREAK』のあとで観る。メインシリーズに並ぶ人気のアクション映画として最高。 - 『ワイルド・スピード/ スパイ・レーサー』
(2019年)
➡ワイスピの世界観を引き継いだ、アニメ作品。Netflixオリジナル。
- 『Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious』
最終章は、今まで以上に日本でも人気が出ているので、更にファンは増えていくと思います。
クライマックスに向けて、存分に『ワイルドスピード』を楽しんでください!
※本ページの情報は2023年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。